• 注文住宅を建てる際に起きがちなトラブルとは?回避方法を事前に知っておこう!

  • 公開日:2022/12/05  最終更新日:2023/07/06

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夢のマイホームである「注文住宅」。これから注文住宅を建てる方は、理想の間取りやデザインをイメージして、ワクワクしていることでしょう。しかし、注文住宅を建てるとき、トラブルが起きることがあります。そこでこの記事では、事前に注文住宅におけるよくあるトラブルを把握し、回避する方法をご紹介します。

注文住宅を建てる際に起きがちなトラブル

楽しみにしていた注文住宅でも、残念ながら建てるときにトラブルが起こることがあります。まずは、注文住宅を建てるときに起きがちなトラブルを見ていきましょう。

完成した家がイメージと違う

まずは、完成した家がイメージと違うというトラブルです。注文住宅は、図面を見ながら間取りやデザイン、設備を決めていきます。そのため、住宅会社側との間にイメージの相違が生まれることがあるのです。

イメージの相違に気づかないまま話を進めてしまうと、そのまま施工が始まってしまい、家が完成してから「イメージと違う」ということになってしまいます。

工期が遅れて予定がズレる

工期が遅れることで、予定がズレるトラブルもよく起こります。注文住宅の施工は、半年~1年半ほどかかるといわれています。建てる注文住宅の設計によって予定工期に差がありますが、施工前におおよその工期が伝えられます。

しかし、工期どおりにスムーズに施工が進むとは限りません。施工中になんらかのトラブルが発生してしまったり、悪天候が続いて施工できない日が多くなってしまったりすると、工期が遅れてしまうのです。

最初に伝えられた工期で引越しや転校などの予定を組んでいると、工期が遅れたときに予定をずらさなければいけません。工期が遅れて仮住まいが必要になるなど、費用がかかることもあります。

近隣住民からクレームが入る

近隣住民からクレームが入ることも、よくあるトラブルの一つです。クレームの原因としては、施工中の音や、施工によって舞ってしまうゴミやほこり、施工会社の自動車が道を塞いでいるなどの理由が多いです。そのほか、施工業者の人の話し声がうるさいというクレームもよくあります。

施工ミスが発覚する

施工後に施工ミスが見つかるトラブルです。よくある施工ミスとしては、ドアや床への傷、壁や外装の色むら、クロスの剥がれなどが挙げられます。また、施工ミスでなくても、設備の不具合でトラブルが起きることもあります。

注文住宅のトラブルを回避する方法

思いの詰まった注文住宅ですから、できるだけトラブルは起きてほしくないでしょう。そこで、注文住宅のトラブルを回避する方法をご紹介します。

打ち合わせ時の図面の確認は念入りに

打ち合わせのときは、図面の確認を念入りに行いましょう。また、設計図と仕様書を見ると、注文住宅の間取りやデザイン、各部位の寸法、設備の種類や設置位置など、すべての情報が記載されています。専門的な図面で見るのが億劫になってしまう方もいるかもしれませんが、ここでの確認は非常に大切です。

見方がわからなければ設計士に必ず聞いて、イメージしている内容と設計図と仕様書が合っているか確認しましょう。

話が合う担当者を選ぶ

注文住宅の打ち合わせは、一人の担当者と一緒に進めていくケースが多いです。しかし、その担当者と話が合わないと、イメージの相違が生まれてしまうかもしれません。もし担当者と話が合わないと感じたら、遠慮せずに担当者を変えてもらいましょう。

施工中は時々現場見学に行く

施工中は、時々現場見学に行きましょう。現場を見に行くことで、施工ミスがないかチェックできたり、工事の進み具合を把握できたりします。現場で施工する作業員も、施主がくると身が引き締まり、より責任感を持って施工にあたってくれるでしょう。

施工前は近隣住民にあいさつを

近隣住民からのクレームを防ぐため、施工前は近隣住民にあいさつ回りをしましょう。基本的に施工会社があいさつ回りをすることが多いですが、一緒について回るのもアリです。

万が一、トラブルが起きてしまったら?

対策を講じて気をつけていても、トラブルが起こる可能性はゼロではありません。そこでここからは、注文住宅を建てるときに万が一トラブルが起きてしまったときの対処法を見ていきましょう。

イメージの相違や施工ミス起きてしまったら

完成した家がイメージと違った場合、まずは契約図面と建物に相違がないか確認しましょう。図面上でも相違があった場合は、施工会社側の契約違反です。契約書に、図面と建物の相違があったときの対処法が記載されているので、確認してください。

また、施工ミスの場合も同様です。万が一対処法が記載されていなかったら、自分たちで解決しようとせず、法律の専門家に相談しましょう。

工期が遅れてしまったら

工期が遅れてしまったら、現状の進み具合での完成時期と引き渡し日を明確に提示してもらいましょう。また、工期が遅れた原因が確実に施工会社や住宅会社側にあった場合、仮住まいの家賃などを補償してもらえる可能性があります。補償の有無に関しては、住宅会社に確認しましょう。

近隣住民からクレームが入ってしまったら

近隣住民からクレームが入ってしまったら、クレームの内容に応じて施工会社に対応をお願いしましょう。対応ができたら、施工会社と一緒に近隣住民の方にお詫びに伺ってください。お詫びの際は、ただ謝るだけでなく、工事が終わるまでの理解と協力をいただけないか、今一度お願いしましょう。

近隣住民の方とは、家の引き渡し後もずっとお付き合いが続きます。ここでの対応が今後のお付き合いを左右するので、丁寧に対応しましょう。

まとめ

注文住宅を建てるときに起こりやすいトラブルについてご紹介しました。注文住宅は、間取りや仕様、デザインなどを自由に決められるからこそ、イメージの相違や施工ミスなどのトラブルが起こりやすいです。工期の遅れや近隣住民の方とのトラブルも、今後の生活を大きく左右してきます。

これから注文住宅を建てる方は、事前によくあるトラブルを把握し、防止策を打っておきましょう。万が一トラブルが起きたときは、適切な対処をしてください。

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