• 注文住宅を建てるなら現場見学は必須?必要な理由と見学のポイントとは

  • 公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/07/06

現場

 

注文住宅を建てる場合、現場に見学に行ったほうがよいでしょうか。施工が始まったら、完成を楽しみに待つだけのように思えますが、実は見学は必須です。今回は見学すべき理由や見学時に見ておきたいポイントついてお伝えします。タイミングや頻度についてもお伝えしているので、あわせて確認しましょう。

注文住宅の施工期間中は定期的に見学したほうがいい?

注文住宅の施工が始まったとき、期間中は定期的に見学したほうがよいのでしょうか。結果はもちろん見学したほうがよいです。むしろするべきです。では、どれくらいの頻度で見学をすればよいのでしょうか。

毎日行けるのがベスト

施工中の見学は、毎日行けるのがベストです。自分たちが住まう家なので、毎日建設状況を確認することはおかしなことではありません。大工さんに迷惑がかかるなんて考えなくて大丈夫です。施工主が見学に来ていることで、不正やごまかしなく工事が進む抑止力にもつながります。そのため、毎日通うのがベストです。

週1回は見学しておくのがよい

毎日通うのが難しい人は、週に1回は見学に行けるようにスケジュールを調整しましょう。仕事や家事育児などで毎日通うことが難しい人は多いです。普通に生活していて余裕のある人のほうが少ないでしょう。

それでも、自分が依頼して建設している住宅なので、休日には進捗状況を把握するためにも見学するべきです。大工さんとの仲を深めておくと、大工さんの仕事への関心も上がるので、お互いを信頼して安心して施工期間を過ごせます。そのため、せめて週1回は見学にいきましょう。

現場見学のおすすめのタイミングについて

現場見学に行くとき、おすすめのタイミングがあります。忙しくて頻繁に来られない場合は、このタイミングを押さえておきましょう。また、差し入れをするときは時間も気にしましょう。

各工程の始まりと終わりはマスト

現場見学のおすすめのタイミングは、各工程が始まるときと終わるときです。土台を作る時、骨組みを作るとき、土台に骨組みを乗せるときなど、節目の日に当たるタイミングはマストと考えておきましょう。

これは家づくりの進捗がわかりやすいことと、各工程で不具合なく工事が進められているかを確認するためです。そのため、各工程の始まりと終わりのタイミングで見学しましょう。

時間は10時と15時

行く日は決まったものの、何時に行くのがベストなのでしょうか。基本的に見学だけであれば自分が行ける時間でかまいません。しかし、差し入れを持っていくなどを考えている場合は、10時もしくは15時に行きましょう。これらの時間は、大工さんが休憩を取る時間です。差し入れを受け取ってもらいやすい時間なので、10時と15時のどちらかに合わせて行くのがよいです。

実際に現場に到着したら何をチェックすればいいの?

現場に到着したら、何を見ればよいのでしょうか。ただ現場にいるだけではなく、自分たちの要望が反映されているかを確認するための見学です。どの点を確認するのか、説明します。

筋交いの寸法をはかる

筋交いや柱が完成したら、メジャーを持って見学にいきましょう。とくに筋交いは、建築基準法によって、木材の幅が90cm以上と決められています。これ以上幅がないと充分な強度が保てないからです。安いコストで家を建てる場合はとくに、計測を必ず行うと安心できます。

屋根工事は色と種類

屋根工事の場合は、屋根の色と瓦の種類を確認しましょう。屋根は家の見た目を左右します。瓦の種類や色が違うだけで外観が一変するので、注文時と変わりがないか、揃っているかなどを確認しましょう。

骨組み完成後は中に入れてもらう

骨組み完成後は、中に入れてもらいましょう。実際に中に入ることで高さや広さを確認できます。骨組みが完成し、内装の工事に入ると進捗がわかりにくいです。どのように工事が進んでいるのか、内装はどのように作られているのかを確認するためにも、中に入れてもらいましょう。

これは守って!安全に見学するためのマナー・ルール

見学は、安全に行うのが第一です。自分が施主だからと横暴な態度で見学に行ってはいけません。現場の安全第一で見学させてもらうのが常識です。では、スムーズかつ安全に見学する場合は、どのような点に気をつけるとよいのでしょうか。

大工さんへの一言

見学に行ったときは、大工さんへの声掛けは忘れずに行いましょう。挨拶はどこに行っても常識です。工事・建設を行ってくれている大工さんへ挨拶をし、見学に来たことを伝えます。差し入れがある場合は、このときに伝えておくとスマートです。挨拶をすることで、良好な関係を気づくことにもつながります。忘れずに一言かけましょう。

ヘルメットをかぶる

現場は工事現場です。上から何が落ちてくるかわからないので、ヘルメットをかぶりましょう。自分の身は自分で守るのが大前提です。とくに、内装などを見せてもらうときは必ずかぶります。大工さんからもかぶるよう指示があるはずなので、従ってつけてください。

服装はシンプルがベスト

服装は、シンプルにしましょう。おしゃれな着こなしでもよいのですが、装飾が多いと引っかかるなどで二次被害が起きかねません。とくに女性は、ひらひらとしたトップスやスカートではなく、パンツスタイルで行く、など服装を工夫しましょう。できるだけシンプルにしたほうが、見学がスムーズに進められます。

まとめ

注文住宅を建てるとき、施工期間中の見学は必須です。できれば毎日の見学が望ましいですが、仕事や家庭の都合上、難しい人が多いです。最低でも週1日は通うようにしましょう。また、現状を確かめる意味でも、見せてもらえるところはできる限り見ておくべきです。写真撮影もしておきましょう。相談や施工時の話を聞いて、大工さんとコミュニケーションを取ることも忘れずに。差し入れを考えている人は、時間も気にします。気遣いとして休憩時間に行くのがベストです。どのタイミングでもシンプルな服装で行くのが、安全に見学をするためのマナーです。ポイントとして忘れずに、守ってください。

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